リベット(rivet)

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若者の憧れであるリーバイスのビンテージを格好良くはきこなすジーンズマニアを目指し、数多くのジーンズを、リーバイスを中心に集めました。

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リベット(rivet)

リベット補強のパンツっていう破天荒な思いつきはリーバイ・ストラウスではなく、リーバイスから生地を仕入れていたジェイコブ・デイビスのアイデア。特許取得費用をリーバイスに負担してもらう代わりに特許権を折半することで、リーバイスのリベッテッドデニムパンツが生まれる。

時代によってリベットのタイプ、隠しリベット、股リベットそれぞれに変化が見られる。


リベットタイプ

打ち抜きリベット、かぶせリベット


〜1960年 打ち抜きリベット

打ち抜きリベット

リベットの受け側にカバーがなく、凸部分と一緒に生地がはみ出す場合もあるというなんともバイオレンスな造りだが、シンプルな分スマートともいえる。オス側、メス側共に銅製。


1960年〜 かぶせリベット

かぶせリベット

ギャラ無しのXXから採用された受け側に凸部のカバーが付いたリベット。生地がはみ出したりということはなくなったが、何だかずんぐりな印象。オス側も銅からアルミ製に変更になった。


隠しリベット(バックポケットリベット)

バックポケットのリベット変遷


〜1937年

1937年まで

全然隠していない(笑)。「どーだ!」といわんばかりのリベッテッド具合です!

リベットの突起で上着がボロボロになります。注意!


1937年〜1942年

1937年〜1942年

37年からは、遂に表からは見えない隠しリベットになります。リベット裏は37年までと同様の文字が浮き出たタイプ。表向きリベットが消えたけど、「まだ、ちゃんとここにリベットが入っていますよ!」っていう「THE RIVET’S STILL THERE」という言葉がフラッシャーに付きます。


1942年〜1947年

1942年〜1947年

大戦モデルの時期には、銅製から鉄製に変わった。厚みがあってなんだか威圧的な質感がある。とても衣類のパーツとは思えない雰囲気。


1947年〜1966年

1947年〜1966年

第二次大戦が終了しSimplified Modelから通常の501XXに戻った1947年、隠しリベットも鉄製から銅製へ戻された。ただし、戦前とは違ってフラットな厚みのあるタイプになった。当然出回っているXXでは一番見られるタイプ。


1967年〜

1967年から

ついに隠しリベット消滅してバータック(かんぬき)のみになるが、リベットが付いていたスペースは空けられたまま。このスペースによって、リーバイス独特の平行じゃないポケット取り付けステッチが生まれる。


股リベット(クロッチリベット)

フロント補強の処理


〜1942年

1942年まで

「焚き火にあたって大事な部分を火傷した!」というクレームが多発しといういわく付きの股リベット。


1942年〜

1942年〜

上記のようなクレームのこともあり、大戦モデルの簡素化の際、廃止になった。